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手術を決意

2009年09月25日

だれしも手術はしたくはありません。
特に全身麻酔が必要な手術となればリスクがあります。
私が手術をすることを決めるまでの経緯を書いておきます。
もちろん先生と相談しながら決めました。

手術以外の選択肢は?

保存療法としては,神経ブロックがあります。
それで治る場合もあるとのことですが,私の場合,症状はだんだんとひどくなってきており,神経ブロックで一時的に治ったとしても,原因を取り除かないと,いずれ再発すると思いました。

鍼も試してみました。
しかし,一時的に痛みは軽くなりますが,長続きしませんでした。
鍼で治ると宣伝している鍼灸医院もありますが,極めて怪しいと思います。
どうも信用できません。かえって悪くしてしまう可能性もあると思いました。。

手術のメリット・デメリット

○手術をするメリット
症状が一挙に解決される(100%ではないが)
少なくとも年の単位では,症状が再発しないのではないかと思われます。
リハビリをすれば,痛みやしびれがなくなり元のように歩行ができる。

×手術をするリスク
手術の失敗による下半身不随などの危険性(事故)
麻酔の失敗による植物人間化
手術をしても治らない可能性
脊椎の本の一部を削り取ることによる将来の問題の発生。

等が考えられます。
しかし,その確率はきわめて小さいものと思いました。
そして,信頼できる先生に手術してもらうことで不安は極小化されました。
診断中の話で,脊椎管の手術に多くの経験を持ち,恐らく手術数では日本でも有数の先生とあると感じました。また,先生の話しぶりに自信が感じられました。

○手術をしないメリット
生命の危険や障害者になることはない。

×手術をしないリスク
死ぬまで現在の状態が続くか,より悪化の可能性がある。
生活に制限が加わった状態が続き,人生の質(QOL)が低下
症状が悪化して手術をせざるを得なくなった時に,手術が困難になる可能性
神経自体が圧迫のために変化していて,手術により圧迫を取り除いても神経の変化はもとに戻らない可能性)
老人になってからの手術は体への負荷が大きい
歩行が困難な状態が続くことによる下半身の筋肉の弱体化
(事実,下半身の筋肉はかなり落ちてきていた。左足だけで体を持ち上げられない位に筋肉が落ちていたことにショックを受けた。
いつまでも,治療法を探し続けることになる

これらのことを考えて,手術に踏み切ることにしました。

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いよいよ手術

2009年09月25日

手術をする決断をして,手術日を予約しました。

・入院日
 手術の一日前に入院し,手術に先立っての検査を色々と受けました。

・手術当日
午後2時からの手術ですが,朝から食事はなしです。
手術前の準備として,浣腸と点滴が午前中に行われます。

午後2時少し前に手術室へ。
 やはりかなり緊張します。体が小刻みに震えているのが分かりました。
 麻酔の準備が整い,麻酔をかけますよと言われて,頭がぼやっとするなと思ったら,あっという間に意識がなくなりました。目覚めたら病室のベッドの上でした。
どうやら,手術に5時間もかかったようです。(本人は麻酔でわからないが)

背中に手術の傷口があるのに,仰向けに寝かされていました。でも,それが普通らしいです。横向きに寝かせても自然に仰向けになってしまいそうです。
傷口が夜中に痛むため,夜中に痛み止めを処方してもらいました。
たしか注射してもらったような気がしますが,ボーッとしていたため記憶はあやふやです。そのまま,眠りにつきました。

・一日目
朝から食事です。でも,動くたびに傷口が痛み自力では起き上がれません。ベッドをゆっくりと起こしてようやく食事のとれる姿勢になりました。
この日は,傷口がベットにこすれて痛いので,横向きになって寝ました。
しかし,一方向だけ向いて寝るのも体が辛いので,反対方向に向こうとしますが,体を動かすたびに傷口が痛むため,それがかなり大変です。手でベッドの手すりを持って寝返りをします。これが一苦労でした。傷口がまだ痛むため,痛み止めの座薬を処方してもらいました。

・二日目
まだ自力では,ベッドの上に起き上がれません。
手でベットサイドの手すりを持って起きようとしますが,傷口が痛み無理です。
動かなければ傷口が痛むことはないのですが,体を動かすと傷口が痛みます。
導尿カテーテルの先が膀胱を刺激するのか,膀胱あたりに不快感があります。我慢。

・三日目
傷口の痛みはあるものの,なんとか自力で起き上がれました。歩いてトイレへも行きました。導尿カテーテルを外してもらいすっきりしました。
手術の傷口から出ている血を抜くためのカテーテルを外したのも,この頃だったと思います。

・四日目
かなり痛みがうすらぎ。自分でベッドの上に起き上がれるようになりました。
この日からリハビリ開始です。
ベッド交換の時に,低反発のマットに交換してもらいました。
傷口のところにあたる圧力が弱くなり,痛みがかなり少なくなりました。

この日は,病院の狭いベランダで自主歩行訓練をしました。ぐるぐると同じところを何度も歩き,400m程度を歩いてみましたが,足にしびれがきません。
手術前なら,足が痺れてきて動けなくなる距離です。手術の成功を確信しました。
もっとも,手術以後,ベッドの上の生活だったので,足腰は弱っているため疲れました。
気持ちの良い疲れです。

・五日目
リハビリ

・六日目
抗生物質の点滴もなくなり,自由の身になりました。

・七日目
抜糸。手術跡のひきつり感がなくなりました。

・8日目~13日目
リハビリの毎日です。

・14日目
ついに退院です。
一カ月はおとなしくしているように言われました。
2週間の入院生活で筋肉が弱っているのを感じました。

・退院後
手術をしてもらった病院は,リハビリに通うには遠いので,近くの病院宛に紹介状を書いてもらいリハビリに通い始めました。
長年の前かがみの歩き方の矯正を目標に,正しい歩き方の練習です。
筋肉がそれほど弱っている訳ではなくて,筋肉の使い方がうまくいってないとのことでした。退院後,2ケ月の状態では,だいふ歩き方もよくなってきているとのことでした。

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手術後の感想

2009年09月25日

手術してよかった。この一言に尽きます。

この病気を持っていない人にはわからないでしょうが,普通に歩けることの嬉しさを感じました。。
退院してから一週間後には,普通に歩けることが嬉しくて,近所の公園を散歩して
いたら道に迷って一時間も歩いてしまいました。
腰には何の問題もありませんでしたが,6月の暑い日でしたので,熱中症になりそうで心配でした(笑)
リハビリのトレーナーさんからは,無理をしないようにと言われましたが。

再発の可能性はないとは言えないものの,以前に比べると格段にQOLは向上しました。
健康な人にとっては歩くことには何の嬉しさもないかもしれませんが,歩くことに
障害を抱えている人にとっては,普通に歩けることは何よりも嬉しいことです。

手術前のMRIでは,ヘルニアもあるが症状はでておらず,今回の手術では処置はしなかったそうです。出血の可能性もあるため,手術時に状態を見て決めるという話を事前に聞いていました。5時間もかかった手術で,さらにヘルニアまで手術は無理だったろうと思います。

現時点で,手術部分については何の違和感もなく,不安は感じていません。

ただし,常に私のように非常にうまくゆくとは限らないようです。
先生の話によると,痛みはとれたが痺れはなかなかとれないケースもあるとのことでした。手術後,元の状態に戻るのに,何カ月もかかるということもあるとはいう話も聞いていました。私の場合は,手術ですぐに症状がとれて幸せでした。。

今回の手術を体験して,健康のありがたさを実感すると同時に,信頼できる良い先生をみつけることの大切さを知りました。

同じ病に悩む皆さんの参考になればと思い書きました。
何かの参考になれば幸いです。

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