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脊椎管狭窄症 手術体験記

2009年09月25日

2008年から書き始めた記事も途中にブランクがあり,読み易くなるよう,今回,全体をまとめ直しました。
この体験記は,全部で8つの記事からなります。全部の記事を読むには,左側のカテゴリーから「脊椎管狭窄症」をクリックして下さい。
8つの記事が順番に従って表示されます。
5つの記事がひとつのページになっていますので,2ページに渡ります。続きを読むには,ページの最後の左下の「以前の記事」をクリックして下さい。
 

脊椎管狭窄症 — 耳慣れない名前のこの病気も,司会者の「みのもんた」氏の手術によって,一躍有名な病気となりました。実は,筆者も数年前からこの病気で悩まされてきました。
「みのもんた」氏の手術の話を聞いた筆者も,勇気づけられて2008年6月手術を受け,良い結果を得ました。

ここでは,この脊椎管狭窄症を手術によって治療した体験をお話してゆきたいと思います。
より正確には,腰部脊椎管狭窄症ですが,長い名前なので「腰部」を省略しています。

手術を受ける前に,この病気を手術で治したという体験記をインターネットで探してみたのですが,手術に関する情報は少なく,同じ病で苦しむ人に情報の提供ができればと思い,書くことにしました。
脊椎管狭窄症で悩まれている方の選択肢の一つとして情報提供をしたいと思います。

筆者が手術に至るまでには,色々な経緯がありました。
ネットで色々な情報を集めたり,腰痛の経験者に聞いてみたり。
でも,なかなかいい情報は得られませんでした。
担当のお医者さんにも,様子を見ましょうと言われ,湿布薬を処方されるだけで,積極的な治療はしてもらえませんでした。

しかし,腰痛は年々ひどくなる一方で,この病気に特有の間歇性跛行もひどくなり,5分歩くと足が痺れて歩けない,生活にも支障をきたすという状況になってきました。
このままでは平均寿命まで生きれば,あと20年位ある人生の質が極端に低下します。

そこで,もう一度情報を集め直し,その結果手術によって治療をすることを決意したものです。手術を決断するまでの経緯と手術をした後の経緯をまとめていきたいと思います。

ここで書いてある事は,筆者個人の経験であり,他の人に当てはまるかどうかは分かりません。病気は,ひとりひとりその原因も症状も異なるからです。
脊椎管狭窄症は,手術で治せと薦めている訳でもありません。

しかし一方で,世の中には,「手術をしないで×××××を治す」といった類の病気に苦しむ人を食い物にしたインチキ療法も数多くあります。本に書いてあるから信頼できる訳でもありません。
アガリスクの効能を謳った書籍の出版元の役員らが,薬事法違反で逮捕されたというニュースは記憶に新しい所でしょう。

ましてや,インターネットには,インチキ情報が山のようにあります。
多くの情報の中から,自分で正しい情報を見極め,自分で判断することが重要です。
そして,自分の判断ですから,結果に対しては自分で責任をとる。
そういう姿勢が大切だと思います。

ここで記述することについては,できるだけ根拠や出典をあきらかにしたいと思います。しかし,私の理解不足や考え間違いもあるかもしれません。
ここで書いてあることを信じるかどうかは,読者の判断です。

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脊椎管狭窄症とは?

2009年09月25日

まず,腰部脊椎管狭窄症(以下,脊椎管狭窄症と略します)とは何でしょうか。お医者さんに,脊椎管狭窄症と診断されたらこの病気をきちんと理解しましょう。

脊椎の構造,腰部ヘルニアとの違い,座骨神経痛との関係,..などなど知っておいた方が良いことはたくさんあります。理解不足は正しい治療の選択の妨げになりかねません。

一番良いのは,専門医の方に丁寧に説明してもらうことですが,普通の病院では診察時間に何時間もかけられませんから,自分でも勉強して,その上でお医者さんにわからない点を質問するような努力が必要です。 

 私も漠然とは理解していたのですが,色々と調べてみて脊椎の構造の複雑さにびっくりしました。特に,椎骨と椎骨が関節で繋がっている構造は初めて知りました。
しかし,専門家でもない筆者がここでそれについて説明することは控えたいと思います。
でも,必要な情報の集め方は紹介できます。

【インターネットでの検索】

 色々とサイトを探してみましたがこのサイトの説明が分かりやすいと思いました。
 
ttp://www.hachiya.or.jp/kyousaku_page.htm

専門のお医者さんが,説明しているだけあって信頼できそうです。
ちなみにこのサイトは,「脊椎管狭窄症」で検索してみると,YahooでもGoogleでもトップに表示されていました。

 (2010年11月追記)
残念ながら、上記のサイトは変更されてなくなっていました。
最近のサイトでの情報はどうなっているのか、調べてみました。
良いサイトが減っているような感じです。
その中では、下記のサイトが比較的よくまとまっています。
・腰痛ナビ
http://www.lumbar.jp/02.htm
但し、広告に掲載されている治療施設などは、お薦めしません。
特定はしませんが、私の知っている問題のある施設も含まれていたからです。
一般に、本当に優れた治療施設は、口コミだけで評判が広がり、多くの患者さんの治療で忙しく、広告で患者さんを集める必要はありません。私の知っている優れた病院は、どこも広告など出していません。

こちらのサイトは,腰痛についての専門のお医者さんのサイトです。
他の原因による腰痛も含めて比較的分かりやすく解説してあります。

・教えて 腰博士
  http://www.koshihakase.com/factor/kyosaku.html

YahooやGoogleの上位にあるからと言って、正しい情報とは言えません。正しい情報を見抜く力 を付けることが必要です。
 

【テレビ】

最近は,テレビでも多くの健康情報を流しています。
情報も多く,一番分かり易かったのは,NHKの教育テレビでの腰痛特集でした。
 「ここが聞きたい名医にQ 徹底解剖! 腰痛」(2008年5月17日放送)

脊椎の模型を使って分かりやすく解説してました。
また再放送などがあるかもしれませんので,注意して教育テレビの番組欄をチェックしておくと良いと思います。
DVDにして販売してもらえるといいのですけどね。
テキストのバックナンバーはNHKのサイトで買えるようです。

・NHK教育テレビのHP
  http://www.nhk.or.jp/kenko/

【本】

Amazonで探してみると何冊か出版されているようですね。
実際に本を読んでいないので,何ともコメントできませんが。
しかし,本に書いてあるからと,盲目的に信じるのはやめましょう。
著者がどんな人物なのか,書いてある内容は信用できるものなのか,中身を自分で検証しましょう。

私自身が手術した後に読んだのですが,みのもんた氏と執刀医の福井康之氏の共著である「腰痛スッキリ!」(角川書店)は,患者の立場と医師の立場の両方から書いてあり,また医学的な解説もしっかりしているのでお薦めです。

その一方で,怪しげな本もあります。私の感覚では,ある一冊は危機を煽るようなタイトルからして怪しいです。こういうタイトルの本の作者は信用できません。
医者でもない人物がこういう本を出していいのか疑問を感じてしまいます。

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手術までの経緯

2009年09月25日

発症(2005年頃?)

  はっきりとは覚えていないのですが,2005年頃から,電車などで吊り革につかまって20分くらい立ちっぱなしの状態の後,電車から降りようとした時に,足が痺れて歩きにくくなることを自覚し始めました。暫くは,その時だけの症状かと思っていましたが,いつもそういう状態になります。そしてその症状が少しずつ重くなってきました。そして,立っている時だけでなく歩いていても,足が痺れる症状がでてきました。典型的な間歇性跛行です。当時は,そういう言葉も知りませんでしたが。この状態は徐々に進行してゆきました。

腰痛も併発(2006年夏頃~)

  前記の発症と前後して,仕事の都合で遠距離通勤を余儀なくされました。
朝の5時に起きて電車,新幹線,バスを乗り継いで片道3時間の通勤。早朝のため,ずっと座ることができましたが,これが腰に悪かったらしく,段々と腰に痛みがでてきました。ひどい時には,電車に座った状態から,痛みで立ち上がれなくなりそうな時もありました。座りっぱなしの姿勢が腰に悪いことは,直感で分かりました。
痛みが治らないため,近所の整形外科に行きました。レントゲンを撮ってみたところ,椎骨がかなりすり減っていて,それが原因で腰の痛みが出るのだろうという診断。治すためには,腰痛体操をしなさい。できれば,リハビリに通うようにとのことでしたが,仕事もあり,リハビリに通うことは無理でした。
家で,腰痛体操をするものの,効果が現れることもなく,おっくうになってやめてしまいました。腰痛は一進一退でした。

ジム通い(2006年秋頃~)

  健康のため,体を鍛えようと,友達に薦められたこともあり,土日にジムに通い始めました。ジム通いは結構楽しく,体調はよくなってきました。腰痛も軽くなってきた気がしました。体重が減り,筋肉も少し付いてきました。
しかし,間歇性跛行の方の症状は良くなりません。

某大学病院へ(2007年初め頃)

間歇性跛行は,一向に改善せず,ひどい時は,電車から降りる時に足が痺れてホームと電車の隙間に落ちそうになったこともありました。また,少し歩くと足が痺れて歩けません。
こうなると,さすがに治さないといけないと思い,某大学病院へ行きました。
足が痺れる症状から,足の血管に問題が出てきたのかと思い内科を受診しようと思いましたが,整形外科を受診するように指示されました。腰のレントゲン写真を撮られ,症状の聞き取りと診察から,脊椎管狭窄症でしょうとの診断。それほど症状がひどくないようだから,様子を見ましょう。腰に負担をかけないように姿勢に注意するようにと。(そんなこと言われても,困ってるから来たのに…..)

しかし,跛行は治らず,だんだんと症状は悪化。休めば,足の痺れは収まるために歩くことはできるものの,明らかに歩き方がおかしくなり,足をどうかしたのですかと必ず言われるようになる。

ヘルニア併発(2007年5月)

  2007年5月,仕事中に左足に激しい痛みを感じる。激痛のあまり嘔吐。とりあえず,会社の診療所で座薬を処方してもらい,翌日,前に診てもらった某大学病院へ。おそらくヘルニアでしょうということで安静にしておくようにとの指示で2週間ほど家で静養。痛みは,だんだん軽くなる。
一週間後,腰部のMRIを撮り,ヘルニアと共に脊椎管狭窄症も発生していることがはっきりとする。しかし,またもや,特に治療方針は示されず,様子をみましょう….
治してくれそうな気がしない。

鍼治療のトライ(2007年11月頃~)

間歇性跛行はだんだんと進行。休みながらでないと歩けないため,時速,500メートル。100メートル歩くことですら苦痛になってくる。
腰の痛みも大きくなり,腰をかばうために前かがみに歩くことが癖になってしまう。日によっては,腰の痛みで歩くことが辛い日も。痛みの違いから,ヘルニアが原因ではなく脊椎管狭窄症が原因と予感
痛みだけでも軽くしようと,鍼治療をしてみる。しかし,2日位は腰の痛みが軽快するもののまたすぐに元に。間歇性跛行は治らない。数カ月通ったが,根本的治療にはならないと中止。
この頃になると,遠距離通勤が非常に負担となってくる。このままでは,完全に腰を痛め,回復不可能になりそうな予感。定年よりも半年早く会社を退職(2007年12月)。

手術を考え始める(2008 4月~)

会社を退職し,体への負担が減って,少し楽にはなったものの,腰痛と間歇性跛行は変わらず。特に,間歇性跛行は治らず,跛行による歩行制限で生活にさまざまな制限が課され,我慢の限界に。腰の痛みから歩き方そのものがおかしくなってしまい,人と会うたびに腰はどうされたんですか? と問われる毎日。テレビの健康番組でも,脊椎間狭窄症の情報が増えてきたこともあり,根本的な治療として,手術を考え始める。

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本格的治療の模索

2009年09月25日

根本的な治療法を間が始めたものの,やはりできれば手術はしたくない。
そこで,まずは,治療方法についての情報収集を始めました。

人に聞く

まずは,周りの人達に聞いてみました。日本人に腰痛持ちは多いということで体験者に聞いてみると,外科手術で治したと言うひとは,筆者の周りにはいませんでした。
しかも,治ったという人も,整形外科で治したというひとがほとんどいないことに驚きました。ある人は,鍼で治したとか,整体で治したとか,そんな人ばかり。
どうして,腰痛は整形外科では治せないのでしょうか? 不思議です。
また,周りには,脊椎管狭窄症と診断された人はいませんでした。

インターネットで治療法を検索

インターネットで色々と検索をかけてみました。
ちゃんとしたお医者さんの解説もあるのですが,怪しげな治療法の多いこと。
エネルギーの波動がなんとか,共鳴がなんとかとかとか…
そんなのに,関わっていたら,何万円もする霊水や壺を買わされそうです(^^;)。

もっと驚いたのは,正式に鍼や整体の医院を開業しているところでさえ怪しいものが多いことでした。
脊椎管狭窄症を鍼で治すという鍼灸院もありましたが,公開されている治療実績を見てみると治ったと言えるのかどうか微妙でした。単に,痛みを軽くしているだけのような気がしました。だいたい,どうして鍼で脊椎管狭窄症が治るのか,理由がわかりません。

鍼や整体の医院では,法律で診断は許されていない筈なのに,レントゲン写真で診断をしますとか謳っているところもありました。これは違法行為だと思います。その人が医師の免許も持っていれば別ですが。
整体やカイロプラティックなどの民間治療の枠をはみ出ているところも多くありました。

体験者の記事を読んでみると,自分の体験から断定しているような記事も結構ありました。
「脊椎管狭窄症は手術では治らない。私は手術をしても治らなかったが,腰の体操で治った。だから手術はするな」とか。
しかし論理に飛躍があります。体験談は事実でしょうが,解釈の仕方は,色々あります。もともと,お医者さんが誤診をしていたとか,脊椎管狭窄症の症状は事実だが,それが腰痛の原因ではなかったとか。(MRI等で,画像からは脊椎管狭窄症であっても,症状のでない人もいます)
体験談を読む時には,ちゃんと論理的に考えながら読むことが必要です。

誰でも情報発信ができるのがインターネットのいい所でしょうが,本当に玉石混淆です。情報を読み取る側にも情報を慎重に読み取る態度が必要です。

私自身,東洋医学には,それなりの尊敬を払っているが,オカルトと言われても仕方がないようなものも多いですね。波動とか,なんとかエネルギーなんて言葉が出てくると私は,間違いなくインチキと判断します。

OKWaveとか教えて!goo のような質問サイトも見てみました。
専門家の方の回答は信頼できましたが,一般の方の回答には首をかしげるものもありました。

手術方法

  脊椎管狭窄症の手術は,具体的にどんなふうにするのか。
  詳しい手術方法の説明がありました。
  http://www.naruoseikei.com/hakuzan/33/33.html 

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お医者さん探し

2009年09月25日

手術をするにしても,まずは信頼できる先生を始めるところから始めました。

探し方(私の場合)

まずは,手術数の多いところから探し始めました。やはり,経験が多い方が安心できすからね。 年50例以上の手術の実績のあるところなら大丈夫と思います。
これはと思ったお医者さんがいた場合,その病院の整形外科に通っている人がいれば,評判を聞いてみるとよいかも知れません。腕は良くても人間性に問題のある人もいるかもしれませんから。やはり,信頼関係は大切ですから。
大きな大学病院が必ずしも良いとは限りません。比較的小さな病院でも,毎週のように手術をしているところもあります。
手術を誰がするかを確認する必要もありますね。名医の先生は名前だけで,手術は,他の先生がするという場合もありますから。

色々とネットでリサーチしているうち,読売新聞のホームページで,手術実績の多い病院をリストアップしていることを知りました。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/jitsuryoku/20080707-OYT8T00513.htm

これらのサイトで得た情報から,交通の利便を考えて,病院を4つ程度に絞ってゆきました。
まずは,病院のホームページがあれば,そこを読んでみました。
先生の紹介などもあることが多いので,丹念にチェックしました。
また,その先生の名前でネット検索して,その先生についての実績などの情報も得ました。
また,病院に電話して先生の指名ができるか聞いてみました。

先生の技量がどの程度のものなのかの目安として,脊椎脊髄外科指導医という制度があります。これを名乗れるのは,知識・経験のレベルがある一定以上あると,学会が認定した先生のみです。
ここに掲載されている先生は,技量があるということですね。

・脊椎脊髄外科指導医リスト
https://www.jssr.gr.jp/test/jssr_sys/shidoi/listInitTop.do??

あと,NHK教育テレビのホームページに,「専門医を探す」というコーナーがあります。
これも参考になるかもしれません。
http://www.nhk.or.jp/kenko/

ついに発見

そうこうして先生を探しているうちに,ある有名な先生の手術の手伝いをしている先生のホームページを発見。 読んでみると腰痛について分かりやすく説明してありました。
しかもその先生は週に1回,私のいるところに比較的近い病院に出張されているとのこと。
そこで,病院に電話してみると,脊椎管狭窄症なら,その先生に見てもらえますよとのことでした。
この先生に診てもらおうと決定!! 病院に行きました。

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